EVENTS
イベント情報
歴史的文化価値のある木造建築物を活かすシンポジウム
保存から活用へ歴史的木造建築物の新たな可能性を探る
「波佐見町講堂」「西ノ原建築物群」「赤井倉」「今里酒造建築物群」など波佐見町内には、国の登録有形文化財に登録された重要な木造建築物が存在しています。本シンポジウムでは、波佐見町講堂において、無形民俗文化財の芸能を上演し音響のすばらしさを体感したり、建築家の藤森照信氏の基調講演で木造建築物の歴史的文化的価値やその重要性を再確認するとともに、コーディネーターに建築家の寺本健一氏を迎え、藤森氏や地元の方々とのパネルディスカッションにおいて、歴史的木造建築物の具体的な活用や未来へどのように伝え残していくかを考えます。
日時: 9月14日(日) 13時開会
会場: 波佐見町講堂
料金: 無料(どなたでも参加できます)
- 第1部
13:00~13:15
山中浮立(波佐見町無形民俗文化財)の上演
- 第2部
13:30~14:30
基調講演
演題「歴史的木造洋館を活かす」
講師 建築家 藤森照信氏
- 第3部
14:40~16:00
パネルディスカッション
「波佐見町内の歴史的木造建築物の活用について」
(コーディネーター)
寺本健一氏(建築家)
(パネリスト)
藤森照信氏(建築家)
江崎空悟氏(芸術家)
立石 聰氏(講堂ファンクラブ)
中野雄二氏(波佐見町教育委員会学芸員)
- プロフィール
-
1946年長野県生まれ。建築史家、建築家。東京都江戸東京博物館館長、東京大学名誉教授、工学院大学特任教授。2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞、2020年〈近江八幡ラ・コリーナ草屋根〉で日本芸術院賞を受賞。著書に『明治の東京計画』(岩波書店 毎日出版文化賞)、『日本の近代建築 上・下』(岩波新書)、『建築探偵の冒險・東京編』(ちくま文庫 サントリー学芸賞)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマ―新書)、『藤森照信作品集』(TOTO出版)などがある。
1974年埼玉県生まれ。建築家。2000年東京理科大学大学院修了後、ロッテルダムと東京の設計事務所に勤務。2012年からドバイでibda design(後にwaiwaiと改組)を共同経営。アートセンターやモスクなどのデザインで受賞歴多数。2021年からoffice of Teramoto主宰。第17回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展UAE館のキュレーターとして金獅子賞を受賞。法政大学兼任講師、芝浦工業大学非常勤講師。

