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お知らせ・ニュース

東彼杵町(地域の特色ある文化・芸術)

地域文化

「太陽、緑、水そして爽やかな空気」といった豊かな自然を誇りとする東彼杵町。受け継がれてきた伝統文化を守りつつ、さらに磨いていくことで、「小さくても誇りを持って輝くまち」がつくられています。

坂本浮立(県指定無形民俗文化財)

 360年余りの伝統をもつ長崎県を代表する民俗芸能の一つで、大村藩の御用浮立として伝承。雨乞い、豊年祝い、祭礼などで演じられるほか、九州地区民俗芸能大会でも演じられています。また、坂本地区の住民全員が保存・継承に関わり、ありのままの「坂本浮立」が受け継がれています。

蔵本浮立

 江戸末期に始まったと伝えられ、雨乞い祈祷などの奉納浮立として伝承されてきました。道囃子による行列浮立と座浮立からなり、毎年8月9日の十二社権現のお祭りや8月17日の滝の観音千灯篭祭り、彼杵祇園祭で奉納されます。お囃子の楽譜を新たに作成し、伝統ある技術の継承に努めています。

千綿の人形芝居(県指定無形民俗文化財)

 千綿宿郷に古くから伝わり、かつては例祭、祇園祭りで上演されたほか、豊漁・豊作の祈りを込めて県内外で巡業していました。高齢化や後継者不足により活動がしばらく途絶えていましたが、町の支援を受け、平成28年に有志による「千綿人形座サポーター」が結成され、定期的な公演活動に励んでいます。