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対馬市(地域の特色ある文化・芸術)

地域文化

対馬の盆踊

対馬島内で受け継がれる盆踊りで、先祖の霊を慰めるために各集落で披露されてきました。現在は島内数カ所で8月のお盆の時期に披露されており、国の重要無形民俗文化財に登録されているほか、昨年度ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」の一つにもなっています。

【特徴】
輪になって踊る一般的な盆踊とは異なり、少人数で二列縦隊になって伝承曲と太鼓や鉦の囃子に合わせて踊ります。手振りや足使い、扇使いなどの独特の所作は、対馬における芸能の変遷や地域的特色を理解する上で貴重な資料となっています。

演目

「祝言(しゅうげん)」と呼ばれる扇子踊りや手踊り、綾竹・なぎなた・杖などの意匠を凝らした道具を使って踊る「採り物踊」、扮装して物語の内容を演じる「仕組踊」など、さまざまな踊りが含まれています。